
Agri -Dent ~Medicine(農食歯医連携)とは
「食べること」で、腸の“土”と、地球の“土”の両方を癒すこと
そして、土を介して、人と地球をつなぐプラネタリーヘルスの実践
農食歯医連携(Agri-Dent-Medicine )を踏まえ、自らが農地や里山再生に関わりながら、地域農業・環境再生・健康づくりを実現する「プラネタリーヘルスNOKYOメンバー」を募集します。
ただの農業や環境再生体験ではなく、環境土木による水源の再生や水循環の学びを通して、流域動態感受性を取り戻し、その動態の中に、人の営み、経済、社会を位置付けて考えられる視座を獲得します。
🎉 プラネタリーヘルスNOKYOメンバー大募集! 🎉
「我々は脳が狂うと書いて「脳狂」だ!」
これは、先進的に生態系を重視した農業推進に取り組む「JA東とくしま」荒井組合長の名言です。
既存のシステムや既存の方法論にこれまでお世話になってきた私たち。
敵対関係ではなく、これまでの歴史の上に、未来に求められるシステムや方法論を積層させていくにはどうしたら良いのか?
いい意味で脳が狂った人たちが×🧠脳を共場的に同期させ×
農を共同する仕組みをつくる
食糧生産を支える仕組みを農家さんや農業分野の方々だけでなく、毎日食べて生きる私たちみんなで考えていく。
農食歯医連携による農・食・歯・医、そして「食べる」を実践する生活者が一体となって、プラネタリーヘルスを支える包括的アプローチを進めていきたいと考えます。
「地球道徳」という新たな評価軸と社会基盤
田んぼの共同作業や水源再生を通じて、地域農業・里山の再生に積極的に関与し、共に生物多様性の増進や健康的な農作物の生産に寄与していく地球道徳リビングラボ型の実施です。
東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻道徳感情数理工学の「地球道徳」研究を踏まえ、地球道徳という新たな評価軸をベースに経済、社会の基盤をつくります。
日本各地の里山や農業の現状や構造的課題をリアルに学びながら、知恵や技術を持ち寄り、DAO(分散型自律組織)などの仕組みを使いながら、既存の金融資本主義経済から地球道徳経済へのなだらかな意向を試みるための、小さいけれど、大きな一歩を踏み出します。
人口最小GDP最小の江府町から始めるプラネタリーヘルス
今後、全国のローカルに応用することを前提に、まずは、無限小から始めます。
プラネタリーヘルスのローカル拠点である、人口最小かつGDPも最下位の鳥取県の、さらに人口最小の町・江府町。
農業従事者の高齢化と減少、耕作放棄地の増加、里山環境の劣化という課題が深刻化しています。自然資本を抱える里山の崩壊は全国共通の課題であり、日本式のプラネタリーヘルスを考えるにあたって避けては通れません。
特に宮市集落では、移住者である若手農家・松ちゃんが耕作放棄の危機にある田んぼを一手に引き受け、日々奮闘しています。それでも町の人口は減り続け、「消滅可能性自治体」とも指摘されています。
小さな町だからこそ動きは早いということで「やっちゃった!江府町」を合言葉に、町をあげてスピード感を持って挑戦を続けています。
無限小(0)と無限大(∞)が重なり合い、ゲートが開き、宇宙が創発する。
これが最新の量子ゲート数理「四則和算(哲理数学)」が導き出した原理です。
そのメカニズムを社会に応用したら、、?
江府町の米職人・松ちゃんに教わる田植え

関西から江府町に移住して7年になる松ちゃんこと、農事組合法人宮市の松本良史さん。
元々は京都の映画撮影現場などでプロの着付け師として活躍していただけあって、着物をかっこよく着こなしますが、耕作放棄地になりそうな田んぼを引き受け、黙々と田んぼを守っています。
移住者でありながら、若手のホープとして活躍している松ちゃんから、稲作の極意を学びます。
耕作放棄地となりそうな田んぼを引き受け、流域を維持する機能を守っていくことと化学肥料や農薬を低減しながら労働力や労力を踏まえた持続可能な実施と再生への道をどう描くのか。
微生物多様性活性や化学分析を行いながら、今後の再生による改良を一緒に考え、実施していきます。
現状は、特別栽培米〜慣行農法に携わっておられ、去年まで慣行農法だった田んぼ25アールを特別栽培(減農薬減化学肥料)に切り替えるところからスタートします。
農業という業界の現状、リアルを知りながら、理想の北極星を目指すにはどうすれば良いのか、多角的な視点で考えていきます。
水源再生

奥大山の源流域である江府町は、水が大切な自然資本です。藪化して誰も近寄れなくなっていた、かつての大切な水源を環境土木の手法を使って再生しています。
藁や落ち葉、炭などの有機物と石を活用し、微生物の力によって、水を育む土中環境を回復し、水と風が流れ、温かな光が射す場には、渡り鳥も遊びにきます。生命の源である水源再生は現在進行形です。自分の身の回りの環境を観察し、関わり、再生する力を育みます。
マウンドという、水を濾過する小さな山を再現した場所に、自分の木を植林して水を濾過するしくみと造形を作っていきます。

スケジュール
フェーズ1(5月24日〜25日):DAOによる田んぼの管理運用実証実験
田植えの実施、水源の再生
参加者の関与(作業体験、地域との交流)
地球道徳の評価方法の試行
トークン発行の試験運用
土壌微生物分析と評価
フェーズ2(6月〜9月)
効果検証(参加者の関与度、持続可能性)
トークンとインセンティブシステムの最適化
参加者・農家・自治体からのフィードバック収集
フェーズ3(10月〜12月)
稲刈り
持続可能なDAO運営モデルの確立
次年度以降の拡大計画策定
イベント概要5/24-25
日時 | 概要 |
5/24(土) | 11時半〜式典・神事 昼食:田んぼでランチ 午後:田植え 17時頃:解散 夕食:大山寺宿坊「山楽荘」 宿泊 |
5/25(日) | 午前:奥大山木谷沢渓流ウォーク 水源再生ワークショップ 昼食 午後:水源再生ワークショップ 夕方:解散 |
参加費用
参加 | 内訳 | 費用 |
NOKYOメンバー 2DAY ( 宿泊・移動別 別途案内) | ・米(約55kg〜:6万円相当 約1000円/kg〜量によりkg数増減)・昼食・保険・地球道徳証明・稲刈り優待券 DAY2:水源再生WS参加・昼食・植林権 道徳分析 土壌分析 定例ディスカッション | 99,000円 (お米 55kg~ 6万円相当含む) |
NOKYOメンバー 1DAY (移動別 別途案内) | ・米(約55kg〜:6万円相当 約1000円/kg〜量によりkg数増減)・昼食・保険・地球道徳証明・稲刈り優待券 道徳分析 土壌分析 定例ディスカッション | 88,000円 (お米 55kg~ 6万円相当含む |
持ち物:田植え長靴・日除け対策グッズ
集合場所:鳥取県江府町せせらぎ公園宮市集落(詳細は申込者に送ります)
交通手段:飛行機OR新幹線-特急にて当日移動も可
(前泊の場合、米子駅前推奨)
1)飛行機 米子空港もしくは岡山空港より往復
①米子鬼太郎空港 残席少なめ
車(レンタカー)で50分(別途案内)
ANA(羽田-米子): 1便目推奨、2便目の場合12時前に江府町着の見込み
空港から公共交通機関の場合は、当日イベントまでに到着不可のため、米子駅前に前泊推奨
米子鬼太郎空港-(境線)米子駅-(各駅停車)江尾駅
②岡山空港 残席あり、チケット安め
車(レンタカー)で1時間半 (江府インター降りる)
ANA(羽田-岡山): 往路=1便目推奨 帰路=最終便推奨
2)電車:岡山駅(特急やくも)-生山駅OR根雨駅で鈍行に乗り換え-江尾駅 下車
①品川駅から6:00発東海道新幹線のぞみ始発→岡山駅乗り換え
岡山駅 9:13発(特急やくも)→生山駅にて鈍行乗り換え10:53発→江尾駅 11:26着予定
②新大阪駅から8:18発 東海道新幹線のぞみ→岡山駅乗り換え
岡山駅 9:13発(特急やくも)→生山駅にて鈍行乗り換え10:53発→江尾駅 11:26着予定
3)自家用車、もしくはレンタカー:米子自動車道 江府インター降りる
🌾特典🐗
- 江府町宮市集落の田んぼの田植え参加権を取得、稲刈り優先参加権
- 田植え&水源再生で土に触れ里山を満喫🍙
- 田んぼのお米を分配=1100kg~1300kg見込み 1人55kg~(毎日食べて1日約1合程度)
希望者精米定期送付サービスあり(10kg/回以上) - 再生貢献を「地球道徳」証明
- 田んぼの付加価値をあげるディスカッション
- 定例勉強会意見交換会参加
今後実現したい目標
- 「地球道徳」証明をもった人しかできない特別な体験
- 「地球道徳」証明をもった人しか交換できない特別なアイテムや体験の展開
- 「地球道徳」の評価確立
- 地球道徳経済圏の構築
主催:天籟株式会社
協力:江府町・宮市集落・農事組合法人宮市
後援:(一社)プラネタリーヘルスイニシアティブ