DAO(自律分散組織)を活用して、貢献に対して、NFT認証、トークン発行を行いながら、GDPでは評価できない、自然-社会共通資本に基づくGNP(Gross Natural Product:自然総生産)、そして、人の健康やウェルビーイングを新たな評価軸とするプラネタリーヘルスの経済、社会基盤をつくる実証的実践が始まりました。

第1弾「プラネタリーヘルス田んぼDAO@江府町

高齢化と人口減少、就農人口減少を課題とする江府町の農事組合法人宮市と天籟株式会社が連携協定を結ぶ江府町と協力関係を築き、都市在住の医師やデザイナー、大学院生らのDAOメンバーと共に田んぼの生産に関与し、農業のリアルに触れながら、自然資本としての田んぼの価値を最大化し、地方創生2.0として社会的にも環境的にも農業を持続可能なものにしながら、地球の再生への貢献度やそれによる健康、歓びという新たな評価軸をベースに経済、社会の基盤をつくります。PHIは、評価方法の指導や確立をサポートします。

>PRtimesリリース「経済再生大臣注目!医師らが挑む「田んぼDAO」で米の付加価値向上から就農人口増加を目指す【鳥取県江府町】」

メンバーシップNFT
リワードトークンnichtone(ニッヒテーネ)

田んぼ作業として江府町に足を運び、田植えに参加したメンバーには、メンバーシップNFTを発行し、DAOメンバーとして認証。田植え作業に貢献したことに対してリワードトークンnichtone(ニッヒテーネ)(単位:NT)を発行しました。
今後、貢献度に応じて、リワードトークンnichtone(ニッヒテーネ)(単位:NT)が発行されます。
プラネタリーヘルス田んぼDAO(システム by Unyte)

メンバーは、田んぼの共同作業や水源再生を通じて、地域農業・里山の再生に積極的に関与し、共に生物多様性の増進や健康的な農作物の生産のみならず、廃棄物となる籾殻や周辺に生える雑草等の未利用資源を活用していくことに関与する、プラネタリーヘルスのリビングラボです。

日本各地の里山や農業の現状や構造的課題をリアルに学びながら、知恵や技術を持ち寄り、DAO(分散型自律組織)などの仕組みを使いながら、既存の金融資本主義経済から自然資本、心の資本に基づく新たな経済へのなだらかな移行を試みるための、小さいけれど、大きな一歩を踏み出しました。

今後、第2弾のメンバーも募集予定です。

スケジュール

フェーズ1(5月24日〜25日):DAOによる田んぼの管理運用実証実験
田植えの実施、水源の再生
参加者の関与(田植えや農作業に関与、地域との交流)
NFT、トークン発行の試験運用
土壌微生物分析と評価

フェーズ2(6月〜9月)
ディスカッション
効果検証(参加者の関与度、持続可能性)
トークンとインセンティブシステムの最適化
参加者・農家・自治体からのフィードバック収集

フェーズ3(10月〜12月)
稲刈り
持続可能なDAO運営モデルの検証
次年度以降の拡大計画策定

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