【5/25】水源再生×土中環境×流域動態感受性→プラネタリーヘルス

水は、地球のことば。 Water is a language of the Planet.

私たち命を生かし、時に命を奪う水。
流域とは、表面を流れる水の流れにとどまらず、地下に地上に空に、山里海の多様な生命が関わりながら、海、雲、雨、雪、川、田んぼ、動植物、人の細胞内外、、、と、自在に変化する水の動態。
その動態の中にある私たちの生命、暮らし、文化、経済活動、連綿と続く歴史。
その全てが積層するのが流域です。

例年の土砂崩れや洪水、またおさまらない山火事は、山の水の流れが滞る、いわば「動脈硬化」のようなもの。
血流不全=病気であるように、水流不全=土地の病気です。

私たちは、一昨年からヤブ化して誰も近寄れなくなっていた、かつての大切な水源を土中環境の視点から環境再生型土木の手法を使って再生しています。水、空気が停滞するヤブ化した水源にはヘドロが溜まり、嫌気性の腐敗ガスが発生していました。鬱蒼として息が詰まり、人も近寄らないような場所になっていました。

施工前:水神様の祠も鬱蒼とした藪の中に。
施工後:風と水が流れる場に
施工後:湧水によるせせらぎ

人と自然を一体とし、その全体の健全性を実現するプラネタリーヘルスにおいて、水環境を洞察し、再生する力は欠かせません。
失われていた水源の再生を通して、「流域動態感受性」を取り戻し、水環境の再生を通して人と地球全体の健康「プラネタリーヘルス」を学ぶワークショップです。

水を通して、地球のことばを聴き、自ら手を入れていきましょう。

※本ワークショップは、DAY1の「田植え」に続くDAY2です。
微生物循環学に基づくアグリデントメディスン(農食歯医連携)を水の動態から理解するために、DAY1-DAY2通しでご参加希望の方はこちらをご覧ください。

🙆‍♀️【得られること】
1) 土地の観察力・再生力
2) 微生物や植物など生態系と関わることによる心身の健康や歓び
3) 流域動態感受性
4) 地球巨視的視座
5) 再生活動による地球道徳

👷‍♀️【座学と実施】
• 基礎講義
「土中環境と水循環の関係」「流域動態絵図」
• 野外観察
水や風の流れと滞り、植生など環境を観察
環境と人との相関
• 実践
枝そだを使ってしがらを編む、土壌を安定
土砂を山に変える、マウンド(山)づくりと植樹
etc…
• 対話&ディスカッション

☘️【こんな人におすすめ】
• プラネタリーヘルスに興味がある、
• 頭ではなく、体を使って腑に落としたい
• 土中環境や環境土木に興味がある
• 環境の観察力や再生力を身に付けたい
• 生きる力を取り戻したい
• 土に触れたい、微生物に触れたい
• 微生物や生き物の力(生態系サービス)を自分の力に変えたい

🇯🇵【開催概要】
• 日時:2025年5月25日(日)9:30〜15:30頃
• 場所:せせらぎ公園(鳥取県日野郡江府町江尾420)
• 参加費:
江府町民=昼ごはん代(1000円)
山陰割=6,600円(お昼ご飯含む)
一般参加=11,000円(お昼ご飯含む)

🗓️【予定】
• 基礎講義:「土中環境と水循環の関係」「流域動態絵図」解説
• 野外観察:水の流れと滞り、環境を観察
• 実践:しがらを編むマウンド(山)づくり、植樹
• 対話&ディスカッション:私たちの暮らしと水とのつながりを考える

🌳【講師紹介】

乗松正博
指導者、のりまつ造園代表。
水の道を読み、石の声を聴きながら、場を蘇生する環境土木と造園の職人。
「ええねぇ…」がキーワード。

石黒 伸(DR.iSHiGURO)
医師としての経験と洞察力を活かしながら、奈良県宇陀市にある古民家を環境土木で再生するプラネタリーヘルス・ドクターズの一味。


桐村里紗
主催者、医師、地域創生医
(一社)プラネタリーヘルスイニシアティブ代表理事。
せせらぎ公園を拠点にプラネタリーヘルスを推進。

主催:天籟
後援:(一社)プラネタリーヘルスイニシアティブ

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